学校案内
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グローバル教育

変わり続ける21世紀をキミたちはどう生きる?

今、大学入試が大きく変わっています

2023年4月に私立大学に入学した学生のうち、およそ6割が「年内入試」(学校推薦型選抜・総合型選抜)を利用しています。年内入試では、大学での学問を学ぶ意欲や志望理由、高等学校での活動や経験、社会の課題にいかに取り組んできたかなどが問われます。 また、一般入試においても、これまで重視されてきた知識の習得にとどまらず、それらを活用する力、つまり総合的な思考力・判断力・表現力を評価することが求められています。英語においては、リスニングの配点が今までより大きくなるなど、より実践的な能力が必要とされています。 詰め込んだことを書き出す入試から、高校時代の3年間に多様な視点で物事に向き合ってきたことが試される入試、そして実践的な英語の力が試される入試にシフトしてきていると言えるでしょう。 聖パウロ学園では、少人数による独自の思考型・探究型授業を展開。思考力・判断力・表現力を様々な授業や活動の中で体得していきます。また、グローバルクラスを中心に、生きた英語の習得を目指す授業を実践しています。同時に、授業や放課後の補習ヴェリタス講座などで、充実した英語の外部試験対策も行われています。 新時代の大学入試に向き合うことができるのが、パウロでの学びです。大きく変わる大学入試に対応できる力を身につけることが可能です。

未来はどこまでも広がり、輝いている でも、自分自身を磨かないと始まらない

10年後の自分の姿を想像したことはありますか?どんな進路を選び、どんな学問を学び、どんな仕事をしているのか。25歳の自分がどのように生きているのか、考えたことはありますか? 情報化社会、グローバル社会、ボーダーレス社会…… さまざまな名称を増やしながら変化し続けるこの21世紀は、なんとなくで歩み続けられるほど簡単ではありません。だから、聖パウロの教育は未来へ進みます。 英語教育、思考型・探究型教育、ICT機器による学びを充実させた教育活動を展開しています。世界に、そして未来に対応できる多角的な能力を身につけて光り輝く未来へ羽ばたいていきましょう。

1英語教育

グローバル人材を育てる実践的な英語教育

グローバル社会とは、人もモノも情報も、国境を越えて行き交う社会です。そこに求められるのは、「上手な英語を話す力」よりも「多くの人とコミュニケーションできる力」です。 本校の英語教育は、「なぜ英語を学ぶのか」を考え、英語学習のモチベーションを高めるところから始まります。 ALT(外国語指導助手)やネイティブ教員と活発に関わり、英語に対する苦手意識を払拭し、英語がコミュニケーションツールであることを意識します。 2年では修学旅行や、海外留学制度など、英語で自己表現する機会も増えます。将来的には、英語で他教科を学ぶことも想定しています。3年の進路決定においても、英語力を武器として大学受験に臨めることが3年間で目標とする、本校の英語教育です。
  • 全クラスでALT指導の授業を展開
  • 英語研修• 海外研修の充実化
  • TOEIC· 英検などの各資格への対策
  • 他教科での英語による授業(将来的な展望)

2思考型・探究型教育

探究ゼミ 20%ルールの導入

異なる価値観の人々と協働し、共に問題を解決する思考力・創造力を育てるために授業内でPBLを活性化させます。生徒自身が能動的に知識を得て、ときにはディスカッションをしながら21世紀型スキルを育てていきます。本校では従来より、総合学習でこの手法を実践してきました。例えば小論文対策では、同じテーマでグループ学習を行い、各自が完成させた論文を皆で共有して相互評価を行います。このような手法を今後は各教科の特質に合わせた形で発展させ、広く能動的な学びを実践します。

※PBL・プロジェト運営を通じて、生徒が主体となって探究・体験する学習方法

学び合いで多角的な視野を育成

思考型・探究型授業では板書を書き写すのではなく、自分の興味関心を主体的に深める形で知識を得ようとします。さらに探究した結果をグループ内で共有することで知識は広がり、議論を通じて多角的な視野を備えていきます。

意見を主張できる自己発信力

授業で行うディスカッションは、対話と他者理解が目的です。自分の考えや視点が評価されたとき、学びのモチベーションは高まります。そのような成功体験を積み重ねることで、自信を持って自分の考えを発信できる力を育てます。

3ICT教育

ICTを活用した多角的授業展開

Chromebookを全校生徒が活用し、生徒同士や教員とのコミュニケーションを活発にし、学習を深めています。様々なアプリケーションを用いて、各教科の特性に合わせての活用を推進しています。家庭学習ではタブレットを用いてオンライン学習を行うこともできます。つまり授業を効率的に、また立体的に進めるための道具としてICTの活用がなされています。生徒が授業内容に能動的・主体的に取り組むことが可能となることで、学習への意欲や好奇心の向上、さらに生徒が活躍できる授業展開が実現しています。ICTは探究型の学習を発展させることができるのです。
  • ホワイトボードに設置したプロジェクターの活用
  • 生徒個人端末を使用した主体的な学習
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多彩な英語学習を主軸に生徒の可能性を耕します

英語科 大久保 圭佑
英語は多文化を広く、深く理解するための言語です。授業で関わるALTや、国内外で接する外国人たちが使う英語はそれぞれ異なる部分がありますが、世界の共通言語として、人々は英語を用いています。英語を自分のものとして使いこなせたら、世界で起きていることを知り、学び、コミュニケーションを取ることができるのです。英語教育は、生徒が広く世界に目を向けて、自分のやりたいことを発見する ための「種まき」です。いろいろな種をまき、一人ひとりの可能性を耕して、将来につながる芽を育てたいと思います。