学園生活
学園生活
11月13日から2泊3日で、グローバルクラスの1・2年生が福島県にあるBritish Hillsに英語研修に行きました。昨年度から、2度の延長があり、やっと実施できた行事です。また、1・2年生とも高校入学以来初の宿泊行事となりました。
British Hillsは、中世のイギリスをイメージして全体が統一されており、到着した瞬間にその風景に生徒たちの期待度は一気にあがります。ここでは、レッスンはもちろん、施設の従業員の方との日常会話もすべて英語でのコミュニケーションです。到着して宿泊カードを書くのも、チェックインするのも、英語での説明を聞き漏らすまいと懸命に聞き、何とか無事に部屋の鍵をもらうところから始まりました。
グループに分かれてのレッスンでは、自分の持つ英語スキルを総動員し、ジェスチャーやそれらしき単語も絞り出すように表現し、「伝わった」という実感と喜びを感じることができました。レッスンは、工作や実験など、多岐にわたる楽しい内容で、レッスンの教室に入っていく足取りも毎時間軽かったです。
レッスン以外の時間様々なアクティビティに参加しました。 10人以上の従業員の方に英語で異なる質問をして、答えてもらうというものは、最初こそ緊張して入念な下書きをして臨んでいましたが、次第に会話をすることは楽しいかも・・・、と思い始めた生徒たち。聞きたいことを決めて、話しかけに行き、一問一答で終わらないコミュニケーションが次第にとれるようになっていきました。夜は、英語での折り紙講座や、英語しりとり大会のようなアクティビティも生徒たちは盛り上がって満喫していました。また、クラスメイトや先輩・後輩との新たな交流もあり、今回の行事を通して、クラスの雰囲気が和やかに親しさを増しました。
帰ってきてから書いた振り返りの文章を見ても、それぞれが充実感を持ち、英語でのコミュニケーションが取れるようになりたいと強く思っていることが感じられました。地元のコンビニエンスストアで店員さんに「Thank you」と言ってしまって恥ずかしかった、という感想もありましたが、3日間自然と英語を口にしていた成果かもしれません。「小さな成功体験を積み重ねる」 というのが、事前に生徒たちに伝えていた目標でしたが、これは全員クリアできたようでした。